海外FXと国内FXの口座開設手順の違い
海外FXは国内FXと比べて、口座開設手続きを始めてから取引をできるようになるまでにかかる時間が短いのが特徴です。国内FX口座では口座開設手続きを始めてから、個人情報の確認書類を提出し、審査が完了するまでは口座に資金が入金できず、取引を始められません。
それとは対照的に、海外FXであれば審査が完了していなくても口座への資金の入金が可能であり、実際に取引をすることも可能となります。一方、 海外FXでも出金は審査が完了してから手続きが可能になります。
そのため、なるべく早くFXの取引を始めたいという方には海外FXの方が圧倒的におすすめです。
海外FXの口座開設に必要なものリスト
海外FXの口座開設には以下の3つの準備が必要となります。
身分証明書
住所証明書
トレード資金
それぞれどのような書類を用意すればいいのか、どのくらいの資金を用意すればいいのかを解説していきます。
身分証明書
海外FX口座を開設する上で必ず用意しなければならないのが、「身分証明書」です。身分証明書は国が発行している顔写真がついた公的な証明書のみ利用可能であり、該当するのは以下の3種類です。
パスポート
運転免許証
個人番号カード（マイナンバーカード）
いずれの身分証明書も持っていない場合は海外FX口座の開設ができない ため、どれか一つを発行する必要があります。マイナンバーカードであればお住まいの市区町村の役所の窓口、もしくは郵送にて交付が可能であり、すぐに用意ができます。
また、海外FXの口座開設時に必要となる「住所証明書」もマイナンバーカードを持っていれば近所のコンビニエンスストアで発行ができるようになるため、 新規で身分証明書を用意する場合はマイナンバーカードがおすすめです。
住所証明書
海外FXで口座開設をする際に本人確認書類と合わせて提出が必要となるのが、「住所証明書」です。住所証明書として利用できるものは以下の通り。
公共料金の証明書 （例、電気代、水道代、ガス代）
クレジットカードの請求書
銀行口座の取引明細
住民票のコピー
これらの書類は身分証明書と比べて簡単に用意できるのが特徴です。また、いずれの証明書も住所が明記されている必要があり、発行日が記載され、発行から6ヶ月以内のもののみ提出が認められています。
トレード資金
海外FXの口座開設の際に本人確認書類と合わせて用意が必要となるのが、FX口座に入金する軍資金です。
海外FXを利用する大きなメリットだと言えるのが、高いレバレッジとボーナスであり、はじめに入金する額が少なくても国内FXと比べて圧倒的に資金効率を高めることが可能です。
そのため、まだFXをするための軍資金があまり貯まっていないという方や、リスクを最低限に抑えたいという方にも海外FXをおすすめできます。
【海外FX】easyMarketsの口座開設方法
海外FXの口座開設は以下の手順で全てオンライン上で完結させることができます。
公式サイトにアクセス
サインアップ
個人情報の入力
書類をアップロード
電話での本人確認
取引ツールを選択
資金を入金
取引開始
以下では海外FXの口座開設をする方法についてeasyMarketsを例にとって詳しく解説していきます。
①公式サイトにアクセス
②サインアップ
easyMarketの公式サイトへアクセスすると、画面の右上に「サインアップ」というボタンが表示されるため、そこから口座開設の手続きを始めることができます。
サインアップには氏名・メールアドレス・パスワード・電話番号の入力が必要となります。
入力が完了し、サインアップが完了したら登録したメールアドレスに案内のメールが届くため、確認をしましょう。
届いたメールに記載されている「ログイン」のボタンをクリックすればeasyMarketsの公式サイト・取引画面へのログインが実行され、サインアップの全ての手順が完了します。
取引画面の左上には以降の口座開設の流れが表示され、そちらからそれぞれの手続きも可能です。
③個人情報の入力
続いて、口座開設に必要な個人情報の入力をしましょう。個人情報入力は ①アカウントの詳細、②経済的プロフィール、③知識&経験の3つのパートに分かれています。
①アカウントの詳細では住所や国籍、生年月日、口座通貨を入力する必要があります。口座通貨は全19通貨の中から選択可能であり、日本円以外にも様々な国の法定通貨で取引ができます。
また、μBTC（マイクロビットコイン）を選択すればビットコイン建ての口座での取引が可能です。
②の経済的プロフィールではアメリカ合衆国居住者の確認・公的地位の確認・雇用状態・職業・年収の5つの項目を入力する必要があります。
続いて、③の知識&経験では投資をする対象、合わせて投資の経験年数を入力しましょう。
④書類をアップロード
続いて、「書類をアップロード」という項目から身分証明書、住所証明書を入力しましょう。
身分証明書は国が発行しているもののみ提出可能であり、①パスポート、②運転免許証、③個人番号カード（マイナンバーカード）のいずれかの画像を撮影して送信しましょう。
また、住所証明書では公共料金の請求書もしくは銀行利用明細のコピーの提出が必要となります。住所証明書ではeasyMarketsのアカウントと同じ氏名と住所が記載されており、過去6ヶ月以内に発行されたもののみ提出可能です。
⑤電話での本人確認
口座開設が進むと、手続きを開始してから数日の間にeasyMarkets本社から本人確認のための電話が登録している電話番号宛にかかってきます。
本人確認は数分程度で完了するため、着信を逃さないように定期的に確認をしましょう。
⑥取引ツールを選択
easyMarketsの口座開設の一連の手順が完了したら、続いて自分が利用したい取引ツールへログインしましょう。
easyMarketsでは全４種類の豊富な取引ツールを用意しており、初心者から上級者まで全てのユーザーにぴったりな環境で取引ができます。
easyMarketsで利用できる取引ツール4種類は以下の通りです。
アプリ
ウェブプラットフォーム
MT4
Tradingview
easyMarketsでは独自のアプリを提供しており、iOS・Android端末からのログインが可能です。スマートフォンでFXの取引をする最大のメリットが、外出先でも気軽に取引ができるという点であり、普段忙しい方でもスキマ時間を活用できます。
さらに、より本格的な分析をしてFXの取引をしたい方にはブラウザからのログインが可能なウェブプラットフォームがおすすめです。PCの大きな画面で分析・情報収集ができるため、不自由のない取引を実現します。
また、easyMarketsでは独自の取引ツールの他にも世界中の多くのトレーダーから利用されている「MT4」や「Tradingview」での取引も可能です。
⑦資金を入金
続いて、easyMarketsでFXの取引を始めるために軍資金を口座に入金しましょう。
easyMarketsでは暗号通貨・eウォレット・銀行送金による入金に対応しており、幅広い入金方法をご利用いただけます。
おすすめの入金方法はBitwalletで、入金手続きをしてから最短1営業日以内で口座に資金を反映させられます。
⑧取引開始
以上の手順が全て完了したら実際にFXの取引が可能となります。
ここまでの一連の口座開設の流れは数分から数十分程度で完結するので是非口座開設をしてみましょう。
海外FX上級者には法人口座の開設もおすすめ
easyMarketsでは一般的なユーザー向けの個人口座だけでなく、法人口座の開設も可能です。
以下では海外FXで法人口座を開設することによるメリットやeasyMarketsで法人口座を開設する際に必要となる書類、法人口座を開設する方法を解説していきます。
海外FXで法人口座を開設するメリット
海外FXで法人口座の開設をするメリットは以下の通りです。
税金区分が法人税になる
損益通算が可能になる
税金区分が法人税になる
海外FXの法人口座で発生した収益にかかる税金に関しては一般的なユーザー向けの個人口座の所得税である累進課税制度の5〜45%とは異なり、法人税が適用されるため、15〜23.2%の範囲での支払いとなります。
そのため、累進課税で23%から33%に税率が上がるボーダーの900万円〜の収益を海外FXで稼ぐ場合は金額が大きくなればなるほど個人口座ではなく法人口座を利用していた方が支払う税金が少なくなる可能性があります。
一方で、海外FXの収益で法人から役員報酬を自身に出す場合は、その分の所得税を支払わなければならないため、節税対策をしたい場合は役員報酬の金額の調整が必要です。
損益通算が可能になる
海外FXの個人口座では年間の損益がマイナスになった時にその分の損失を翌年に繰り越して控除を受けられる「損益通算」ができません。一方、法人口座であれば最大で9年間の損益通算が可能です。
例えば、2019年に800万円の損失が発生し、2020年に300万円の利益が、2021年に1000万円の利益が発生した場合、2020年分の利益は全額控除を受けることができ、また課税対象となるのは2021年の利益のうちの500万円のみとなります。
また、同じ法人でFXトレード以外の事業を行なっている場合はその他の事業とも損益を合算し法人全体の利益を課税対象にできるという点も大きなメリットです。
海外FXの法人口座の開設に必要な書類
海外FXの口座開設に必要な書類は以下の9種類です。
定款(原本写し、および認証英訳)
登録住所の証明書(原本写し、および認証英訳)
取締役および株主の証明書(原本写し、および認証英訳)
履歴事項全部証明書(原本写し、および認証英訳)
すべてのページに署名またはイニシャルが記載されたアカウント開設フォーム
すべてのページで署名またはイニシャルが記載された議事
過去 2 年間の監査済み財務諸表(原本写し、および認証英訳)
代表者のパスポート/ ID
全株主の住所証明(公共料金の請求書・領収書等)
海外FXの個人口座の開設は身分証明書と住所証明書の2種類でできますが、法人口座ではより詳細な審査が必要となるため、提出する書類が多くなります。
また、海外FXの法人口座の開設をするためにはあらかじめ法人を設立している必要があり、株式会社か合同会社が認められています。
海外FXの法人口座の開設方法
easyMarketsでは一般のホームページに法人口座の開設リンクがあるのではなく、法人口座を開設したい場合は別途カスタマーサポートへのお問い合わせが必要です。また、口座開設に必要な手順もサポートで案内を受けることができます。
easyMarketsのカスタマーサポートのメールアドレスは以下の通りです。 CS@easymarkets.com
海外FXの口座開設に関するQ&A
以下では海外FXの口座開設に関してのよくある質問に対してQ&A形式で回答していきます。
Q.海外FXの口座開設にかかる時間はどのくらい？
A.海外FXでは最短数分程度で取引を始められるようになります。
海外FXではアカウントを登録してから本人確認が完了していなくても入金・取引を始められるような業者が多くあり、今すぐにFXを始めたいという方にも非常におすすめです。
Q.海外FXの口座は何歳から開設できる？
A.海外FXの口座の年齢制限はそれぞれの業者によって異なることもありますが、多くの場合は18歳以上から口座開設が可能となります。
なお、easyMarketsでは口座開設が18歳以上に制限されており、生年月日入力や本人確認書類提出の段階で年齢確認が行われます。
Q.easyMarketsのユーザーネーム・パスワードを忘れてしまった場合はどうする？
A.easyMarketsの口座開設時にユーザーネーム・パスワードを忘れてしまった場合でも再度ログインが可能となります。
ユーザーネームを忘れてしまった場合はEメールアドレスからのログインも可能となるため、代用しましょう。
また、パスワードを忘れてしまった場合に関しては、ホームページから取引プラットフォームにログインをする際に表示される「パスワードをお忘れですか？」 という項目から登録しているメールアドレスを入力し、パスワードの再発行が可能となります。
Q.easyMarketsでの口座開設に登録料や手数料はかかる？
A.easyMarketsで口座開設をする際に登録料や手数料は一切かかりません。
一方で、実際のFXの取引を始めるためには初回入金が必要となるため、あらかじめ用意をしておきましょう。
海外FXで口座開設をして取引をはじめよう
当記事では海外FXの口座開設方法についてeasyMarketsを例に解説してきました。海外FXでは口座開設の手続きを始めてから取引をできるようになるまでにかかる時間が国内FXと比べて短く、すぐにFXの取引を始めたい方にとてもおすすめです。
easyMarketsの口座開設は身分証明書・住所証明書・トレード資金の3種類の用意さえあれば簡単にできるため、気軽に口座開設をしてみましょう。実際の口座開設手順は以下の通りです。
公式サイトにアクセス
サインアップ
個人情報の入力
書類をアップロード
電話での本人確認
取引ツールを選択
資金を入金
取引開始
また、easyMarketsでは法人口座の開設も可能なため、すでに法人を設立している方には法人口座の開設も検討してみましょう。
